そのじつ 雑記帳

映画・アニメ・ドラマを中心に、好きな物、そうでない物

8月の鑑賞メーター

観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:485分

ジュラシック・パーク [DVD]ジュラシック・パーク [DVD]
スピルバーグ、裏切らない!ここぞという所でドキドキメーターをガン!とあげてくれ、なごませ、またピンチでメーターマックス!緩急を見事にコントロールしてドキワクさせてもらった。もう何度も見ているのに、同じようにドキワクできるテッパン映画。
鑑賞日:08月08日 監督:スティーブン・スピルバーグ

戦場のメリークリスマス [DVD]戦場のメリークリスマス [DVD]
ストーリーやエピソードにあまり脈絡はないけれど、シークエンスごとにグッと引き込まれる匂いや絵がある。自分の正義を貫く!みたいなハリウッド式の根性ヒーローは不在で、みな自分の力の限界を自覚しながら必死で「自分」を保っているようにも見える。あるいは政治的信念のゆらぎに悩み、あるいは複雑な状況を単純明快に割り切りながら。あるいは己の過去の過ちが許せず苦しみ命知らずになり、あるいは柔軟な在り方で生き残りを図る。
しかしなんと言っても印象深いのは、たけしの笑い顔の強烈な引力!この映画デビュー(?)作から発揮されてたのか。これ引っ張り出した大島渚、やっぱりすごい。
鑑賞日:08月08日 監督:大島渚

トラ・トラ・トラ! [DVD]トラ・トラ・トラ! [DVD]
主人公というものを据えず、開戦にむけていびつに進行してゆく状況を群像劇的に描く。真珠湾攻撃の戦争スペクタクルシーンは実写とミニチュア、 はめ込みで作られているが、興奮する。政治の舞台はグダグダで観客ももどかしく悔しい思いで見ているところで、作戦を着実に進行させる軍部の人間達のキビキビイキイキした場面で、戦争をもはや止めようがない絶望感とともに清々しさも感じてしまうのだった。戦闘を描いた画像は少なからずそういう作用があるものだ。でももちろん日本軍の作戦が成功して気持ちいい…では終わらない。個人的感情はほとんど描かれない。ひとりが何か言うと、それをたしなめる声や反対する声も同時にあがるように描かれている。
アメリカ制作の映画と思えないほど、軍司令部や各所の決定権を持つ人、連絡系統がグダグダ&アホづらで感心した。戦争という状況をひき起こした責任(もちろん一国だけのはずはない)に真摯に向き合う態度だと思う。
先日視聴したNHKのドキュメンタリで見聞きした事も思い出す。事実を感情を込めずに伝えて相手の理解にゆだねる・・・というのがアウシュビッツのガイドの基本姿勢だそうだ。それは様々な国の人々が訪れるから・・・かつて加害した国の人も被害側の国の人も含め。ドイツの19歳の少女は、自分自身は悪くないと思うが、ドイツを誇りに思えない。二度と起こさない為の責任を果たしてゆかねばならない、と言っていた。
鑑賞日:08月07日 監督:リチャード・フライシャー,舛田利雄,深作欣二

ミニオンズミニオンズ
ミニオンの出てる映画は初めて見た。けど特に問題なく楽しめた。悪党のボスを抹殺する能力に長けている彼らは、実は正義の守護天使なのでは?ミニオンズのセリフも日本語バージョンに吹き替えられてるらしいけど、パンフレットにはミニオンの声優さんの名前はなかった。天海祐希バナナマンの吹き替えキャラクターの顔がそれぞれに似てて吹き出しそうに。サンドラ・ブロックよか天海祐希のほうがスカーレット・オーバーキルに似てると思うわ。ナレーションが真田広之だったが、英語版では相撲悪役の声が真田広之だったりややこしい(^.^)
鑑賞日:08月04日 監督:ピエールー・コフィン,カイル・バルダ

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